2025年1月5日、初めて足を踏み入れた有明アリーナ。たくさんのアイドルがそれぞれの色でかがやきを放つ中、降り注ぐ無数の紙吹雪の隙間に、ひときわちかちかと光るきみを見つける。
数字で表せばたぶん数十メートルくらいの距離、双眼鏡にふちどられた中で笑う大好きな人は永遠のように遠くて。ああ、まぶしいな。きみが変わらず光っている、ただその事実だけで涙が出そうだった。
連番のお友達と、落下物ここまで来ないかな?無理でしょ、なんて笑って話していたら、最後の曲の本当に最後の最後、ひらひらと数枚の紙吹雪が降ってきた。まさか本当に届くなんて思っていなくて、とっさに手を伸ばした。
ゆらゆらと漂いながら不安定な速度で降ってきたひとひらの紙吹雪は、私が広げた両の手のひらの上にぽとりと落ちた。照明に透かすと、綺麗な青色。それを見たお友達が笑って言ってくれた。運命だね、と。
やわらかい、すべすべとした花びらみたいな青い紙吹雪は、きみがいつも手渡してくれるやさしさのようで。偶然だとわかっていても必然のように感じてしまって、またうわごとのように繰り返す。運命だ、と。
那須くん、23歳のお誕生日おめでとうございます!あなたがこの世界に生まれ落ちたかけがえのない日を、またこうしてお祝いできることがとてもうれしいです。本当におめでとう。
突然だけどね、わたしは那須くんのやさしいところが本当に大好きなんですね。(本当に突然)
前回上げた、那須くんを好きになった日のブログは毎年那須くんの好きなところを書いていたのだけどこの前は書けなかったから、今日書けたらいいなと思っていて。
いつもやさしいなって思っているしたくさんつぶやいてもいるけど、今日は手紙を綴るようなつもりで、那須くんの好きなところを書きます。
大好きなきみへ、改めて、23歳のお誕生日おめでとうございます。ちょうど1年前から今日まで、22歳のきみはどんなふうに過ごしてきましたか?いちファンの私が思い返すだけでも、色々なことがあったなと思います。
改修前の帝国劇場での最後のパフォーマンス、3度目の単独アリーナツアー、メンバーとの主演舞台に、金沢でのチャリティーライブ、帰ってきたEXシアター、殆ど初めての映画出演。1年間で100回以上のステージに立って、きっときみにとっては怒涛の毎日だったんじゃないかと思います。たくさん姿を見せてくれてありがとう。
そんな中でも、悲しいこと、苦しいこともあったのかもしれない。いろいろな出来事があって、そのたびきみのことを考えて、勝手にふくらませた想像の中を勝手に泳いでは勝手にかなしみにおぼれたりもした。
でも、覆い尽くすかなしみの中に、苦しみの隙間に、きみのやさしさを垣間見ては大切にしたいなと思う1年間でした。
ずっと近くにいて慕ってきた大好きな先輩が新たな道に進むとき、「おれにとって特別な人だから」と、寂しいって素直な気持ちとともに全力で背中を押すような言葉を書くところ。ともにグラウンドに立ったあの日の思い出をずっとずっと大事にして、それを伝えたところ。本当にきみはやさしくて、愛を持ったひとだなと改めて思ったよ。
弟のようにかわいがって大切にしてきたメンバーが、別の道を選んだことを6人全員で私たちに報告してくれたとき。ずっと安定したやわらかな口調で、時折笑みを見せながら場を和ませたり雰囲気をあたたかにしてくれていたね。ああ、やさしいなってまた思った。でもそんなやさしいきみが、少しだけ言葉を詰まらせて、それから心に結んだりぼんを解くみたいに「6人の美 少年が、好きだった」と小さく言った瞬間ぐらりと揺らいだ空気を、きっと私はずっと忘れられないと思う。6人の美 少年がたまらなく大好きで、この上なく大切だったね。
報告の動画が上がって少し時間が経ってから書いてくれたブログ。正直ね、読むのが怖かった。きみがどんな言葉で宝物のふたをそっと閉めてしまうのか、それを知ることすら怖くて怖くてたまらなかった。
でも。いつも通りの挨拶から始まり、「伝えたいことが沢山ある」「構えずに読んでくれたらうれしいな」といちばん最初に綴ってくれていて。見透かされている。そう思って、少し笑ってしまった。本当にかなわないな、きみには。
きみらしい丁寧で整然とした、それでいてあたたかな言葉をひとつひとつ結んで編んで、きちんと並べてくれた文章。たくさん想いを書いてくれたさなか、もう表で6人でパフォーマンスすることはないけど、と書いたあと「きついな」と痛くなるほどまっすぐ、素直に紡いでくれたこと、うれしかったよ。おれも寂しくてたまらないよ、みんなと同じだよって、また隣に座って、目を合わせてお話してくれているみたいな感覚になって。
贈られた手紙を抱きしめるような気持ちで何度も読み返した。きみは宝物のふたを閉めてなどいなかった。
宝物の日々はつづいていて、そしてそこにきみもあの子も私たちもいるんだね。気づかされて、またきみのやさしさをひとつもらってしまった。
それなのに、やさしさをたくさんもらったのに、靄がかかったように、ずっと不安な気持ちが続いていた。これは私だけじゃなくてたくさんの人が今も抱いていると思うし、もしかしたらきみもそうなのかもしれないね。
もらってばかりいるのにわたしの手の中はすかすかで、なんにも渡せていないことを痛いほど思い知らされる。ただのいちファンだとわかっていても、こんなにたくさんもらって、隣に座ってお話してくれるみたいなやさしさを、どうやって返せばいいのだろう。きみがかなしいとき、私はどうしたらいいんだろう。やるせなくて悔しくて、無駄なことだとわかっていても考えてしまうんだ。
どうしてきみは、こんなにやさしいの?なにも返せないのに、どうして、どうして。
きみにやさしくしたかった。どうしたらきみにやさしさを返せるのか、ずっと考えていた日々でした。
2025年の幕開け、髪を暗く染めてステージに立ったきみ。久しぶりに見た気がするつややかな黒髪はなんだか顔立ちを幼くさせて、好きになったばかりの頃のあどけないきみを思い出した。華麗に着こなす見慣れたはずの白いタキシードは、今も変わらず眩しい。何度も見つめてきた、伸びた背筋、張った肩にきみの覚悟を知る。
実体のない不安が、得体の知れないかなしみが押し寄せていたはずだった、いや確かに胸の中にあったのに、気がつけば青いペンライトを灯し、夢中になってきみを追いかけた。
シンプルな黒い衣装でありったけの色香と含みある哀愁や諦観を見せつけてきた女王蜂や、センステのど真ん中、つめたい空気を纏ってステージを掌握していたMOLA、龍我くんとシンメでぎらぎらとかっこよく歌い上げたFire bird、高く高く噴き上がる水の柱よりももっとはるか上を見上げて音に嵌って乗って歌い踊った閃光のようなichiban。情熱の限り、踊り狂うようなプリマヴェラでは大好きな首のクイック、あそこにきみがいるとすぐにわかった。
降り注いだ紙吹雪の隙間、にこにこと笑うきみは、いちばん光っていた。私のとびきりの一番星。見つけられなかったらどうしようなんて、思っていた自分がばからしかったな。そんなことを考えて見つめていたら、手のひらにふわりと降ってきた紙吹雪。きみに大丈夫だよって言われたみたいで、またやさしさをもらったみたいで、泣きそうになって。
あの日降ってきた青い紙吹雪を、今も大切に持っている。きみのやさしさを大切にするみたいに、これからも。
やさしさとは、努力の証だと知っている。だから私は、努めてやさしく向き合ってくれるきみに、まっすぐ向き合って、やさしくしたい。できているのかはわからない。私はやさしくない細胞で構成されているから、難しいかもしれない。どうしたら伝わるのかも、答えは出ていない。
でもきみには、きみだけには、やさしく在ることをあきらめたくないな。初日公演の帰り道、青い紙吹雪を大切にかばんの中に仕舞って、そんなふうに思ったよ。
客席に向かってやさしく笑って、やさしく手を振っていたきみ。青くまたたくペンライトに、思い思いのうちわひとつひとつに、やさしく丁寧に応えてくれたね。
でも、やさしさは努力だから、もし、きみがもしも誰かにやさしくできないとき、きみがきみ自身にやさしくなれないとき、かなしみに打ちのめされそうなとき、灯りを消した部屋の隅っこで泣き出しそうなとき。私が持っているこのひとひらの紙吹雪みたいなやさしさをお返ししたい。なけなしの、ちっぽけで小さくて、きみにとってはなんの意味もないのかもしれないけれど。
でも、それでいい。エゴかもしれないけど、頑張ってやさしく在りたい。きみに向けるためって努めた先に、きみときみの大切な人にも、私の大切な人にも、やさしくできるように頑張りたい。
きみのあたたかな手のひらに、やさしさを手渡せる日まで、ずっと見つめているよ。信じているよ。
舞台の上で生きて、生き続けて朽ちて、なんて言わない。
ただ、きみの指先がこれでもかというくらいやさしく客席に差し伸べられる刹那、その伸びた背筋につばさを見る束の間、その瞳が希望を据えて、滲んだ涙に夢を含んで瞬くあいだ。
あの日きみが走り抜けたステージにひらひらと舞った淡い桜色の花びらのように、きみが歌って踊ってはためくその衣裳の端に縫い付けられたスパンコールのように。やわらかくあたたかな、きらきらと光る紙吹雪が、きみの頭上に降り続きますように。
限りないほどのたくさんのやさしさが、スーパーキラキラアイドルを突き進むきみの花道に、きみが生き抜いてゆく人生に。とこしえに降り注ぎますように。ずっと祈っているよ。
那須雄登くん、23歳のお誕生日おめでとう。いつもありがとう。だいすきだよ。あいしてる!